1.
下準備をします。換気を良くして、汚れても良い服装で作業します。
窓を窓枠から外して、汚れをきれいにふきとります。
2.
塗料を付着しやすくするために、全体にサンドペーパーをかけます。塗料を剥がれにくくするために必ず行ってください。その後、やすって出た粉をしっかりふきとります。
3.
塗りたくない部分にマスキングテープを貼ります。この作業を「養生(ようじょう)」
といいます。角や隅は、しっかりと貼ります。四隅など、フチに合わせて余分なマスキングテープはカッターで切ります。
4.
ガラス面は布テープと養生シートが一緒になった「マスカ?」を使うと便利です。マスキングテープの上から貼ります。
5.
塗料が塗装面に引っ付くように「非鉄バインダーα」というプライマーを塗っておきます。非鉄バインダーαは油性塗料ですので、ご使用の際はしっかりと換気をしましょう。
2時間程度乾燥させたら、次の工程に進みます。
6.
刷毛を使って塗っていきます。1回目の塗装ではムラを気にせずうすく塗り広げていき、全体が塗れたら乾かします。乾燥の目安は手で触っても塗料がつかなくなる程度です。
7.
1回目の塗装のうすい部分やムラになっている部分を中心に、ていねいに塗り重ねます。
特に白っぽい色や黄色、赤などは透けやすいので2回塗りでもムラが残る場合があります。その場合は2回以上塗り重ねます。
7.
窓枠も同じように2回重ね塗りをします。レールの部分は塗料が分厚く付き過ぎないように注意しましょう。塗料が多く付いてしまうと、窓ガラスが動かしにくくなってしまいます。
8.
半乾きのうちにマスキングテープを剥がします。塗り残しや、はみ出た箇所など細かい部分を修正し、しっかりと乾燥させます。
9.完成
窓枠が変わるだけで部屋全体がおしゃれに。
お部屋の模様替えのようにこれからもアルミサッシの塗り替えを楽しみましょう。
今回使用した色はファニチャーブラウンです。
アルミサッシの窓枠の塗り方は動画でもご紹介しております!
お客様の塗り方や、下地の色が濃く塗り替える色が透けやすい白っぽい色や黄色、赤系の場合は2回以上塗り重ねる必要がありますので、多めに塗料を準備してください。