木と鉄コンクリート以外の素材に塗る場合に、下地に塗って使います。
基本的に木と鉄以外の素材は塗料がひっつきにくく、塗膜が簡単に剥がれてしまいます。
非鉄バインダーを下地に塗ると、塗料が良くひっつき剥がれにくくなります。
こちらの非鉄バインダーは半透明のグリーンカラーとなっています。
塗ると色がつくので、塗りムラや、塗り残しを防ぐことができます。
当店ではディスプレイ用のリメ缶や、プラスチックの小物などを塗装する際は
必ず下地に非鉄バインダーを塗っています。
非鉄バインダーは油性塗料です。ご使用の際は良く換気をしてください。
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・亜鉛メッキ・アルミ・ステンレス・真鍮・クロームメッキ・トタン・アルマイト
・硬質塩ビ・PP・ABS・アクリル板など
電化製品に塗る場合は、塗料が入らないように、ボタン等にはしっかりとマスキングテープで覆ってください。
細いパーツがたくさんある場合は、スプレータイプを使うと一度に塗ることができるので便利です。
スプレーを使用する場合は、周りに飛び散りやすいので養生に気をつけてください。
非鉄バインダーの
塗り方
亜鉛メッキへの塗装方法をご紹介します。
他の素材に塗る場合も同じ工程になります。
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Step 1
油分やホコリを拭き取ります。油分などはシンナーで拭き取ります。プラスチック類などを塗られる場合は#400程度のサンドペーパーで目荒しをしてから、削りかすを拭き取ります。
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Step 2
塗らない部分を養生します。
塗料が付いてはいけない部分をマスキンテープなどで覆います。
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Step 3
非鉄バインダーを塗ります。薄めずそのまま塗ることができます。塗る前に刷毛でよくかき混ぜてから塗ってください。
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Step 4
2時間ほど乾かしたらお好きな塗料を塗ってください。上塗りの塗料は2度塗りすると剥がれにくく長持ちします。
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非鉄バインダーの
実験動画
非鉄バインダーを塗った場合と、塗っていない場合の塗装の付着効果を比較した動画です。
非鉄バインダーが必要な素材
アルミニウム
アルマイト
トタン
PP(一部引っ付かないものもあります)
クロームメッキ
アクリル板
真鍮
ガラス
亜鉛メッキ
焼き付け塗装
ABS
非鉄バインダーが必要な場所
アルミサッシ
プラスチック家電(一部ひっつかないものもあります)
自転車
カラーボックス
缶詰の缶、アルミ缶
ドアノブ
基本的に木やコンクリート、鉄以外のものへ塗る場合は非鉄バインダーが必要になります。
プラスチックは種類によっては付着しにくいものがあります。(PE、PETなど)
前もって目立たないところで付着するかテストしてください。
テスト方法
塗ったあと2時間乾かしてから爪などでひっかいてみる
塗料性状
樹脂のタイプ
油性塗料
特殊エポキシ樹脂 及び特殊アクリル樹脂
塗料の色
半透明のグリーン
乾燥時間
上塗りできるまで2時間以上
薄めるシンナー
ラッカーシンナー
必要量
6〜10m2/kg
1m2あたり100g〜160g
塗装方法
刷毛、ローラー、スプレー、ディッピングで一回塗り
油性です。ご使用の際はよく換気をしてください。
塗る前は缶を良く振って中身をかき混ぜてからお使いください。
蓋を開けてそのまま塗れます。伸びが悪い場合はラッカーシンナーで薄めてください。
油性なので専用の刷毛を用意し、刷毛は使い捨てにするかラッカーシンナーで洗浄してください。
非鉄バインダーの中に刷毛を浸けておくと、乾燥せず時間を置いても使用できます。
使用後は缶の蓋をしっかり閉めて保管してください。
開封したあとは1年以内に使い切ってください。
保管する場合は直射日光が当たらない場所で保管してください。
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