刷毛だけで簡単に自転車を
自分らしいカラーへリメイク
こんなお悩みありませんか?
「自転車の色が気に入らない」
「汚れや傷が気になるけど買い替えるのはもったいない」
「お下がりの自転車を子供の好きな色にしてあげたい」
「でもパーツのつけ外しやスプレー塗装は難しそう」
それなら自転車に塗れる塗料(ペンキ)で色を変えるのがおすすめ
パーツを外したり、元の塗料を剥がしたりする必要はありません。刷毛を使ってペイントDIY初心者さんでも気軽にチャレンジできます。臭いの少ない水性塗料を使ってできるので、住宅街での塗装も安心。もちろん、しっかりと乾かした後は雨で溶けることはありませんよ。
自転車を自分の好きな色に塗り替えれば、世界に一台だけのオリジナル自転車が完成!毎日の通勤・通学、週末のお出かけが、さらに楽しくなりますよ。こちらのページで塗り方を詳しくご紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。
水性塗料で自転車をおしゃれな色に塗る方法
塗装の準備
換気の良い場所で汚れても良い服装で作業します。不要なステッカー等はあらかじめ剥がしておきます。
足付け
全体を紙やすりで、表面が曇る程度にやすりがけを行います。この作業を足付けと言います。自転車のボディやハンドルのようなつるつるとした素材は、足付けをして表面に細かい傷を作ることで塗料がはがれにくくなります。
錆びている部分がある場合は、紙やすりやワイヤーブラシでこすって簡単に取れる浮き錆(腐食が進んで簡単にはがれる錆)を落とします。
やすりがけで出た粉や汚れは雑巾でふき取ります。
塗らない部分を養生する
塗らないところをマスキングテープなどで保護します。この作業を「養生(ようじょう)」といいます。広くマスキングテープを貼った後、不要な部分をカッターで切り取ると簡単に養生できます。特に、ハンドルやサドルの位置調整するパーツに塗料が付くと動かしにくなる場合があるため、しっかり養生します。
塗装作業を行う周辺の床や壁は、ビニールとテープが一緒になった「布マスカー」で保護します。布マスカーはマスキングテープの上から貼ります。床に敷いた布マスカーはズレやすいので、ビニールの端にマスキングテープを貼り付けてしっかり留めます。
錆びている場合は錆転換剤タカララストブロックを下塗り
※錆がない自転車の場合、この工程はスキップします。
やすりがけで落としきれなかった錆が残っている部分に、塗るだけで錆の進行を抑えられる「錆転換剤タカララストブロック」を下塗りします。
見た目がグレーになるまで、タカララストブロックをよくかき混ぜ、錆の上に直接塗ります。原液のまま塗れますが、塗りにくければ5%までの量の水で薄めます。錆びのある部分に塗れたら約3時間以上乾かします。
さらに重ね塗りして約3時間以上乾かします。もし、乾いた後に茶色いシミが現れたら「重ね塗りする→3時間以上乾かす」をシミが出なくなるまで繰り返します。
非鉄バインダーαを下塗り
塗料の密着を良くするために「非鉄バインダーα」というプライマーを下塗りします。垂れないように少しずつ塗り広げます。全体にしっかり塗り終わったら、2時間程度乾燥させます。
※錆転換剤タカララストブロックを塗った部分には、非鉄バインダーαを塗らないようにします。
非鉄バインダーα(油性下塗り材)を塗る時は
塗装中と乾燥中はしっかりと換気をし、手袋をはめて作業します。使用した刷毛やローラーは、ベランダ等の換気の良いところでよく乾かしてから捨ててください。
色を塗る(1回目の塗装)
フタを閉めた状態で良く振り、フタを開けたら中の塗料をよくかき混ぜます。少し塗ってみて塗りにくい場合は、塗料に対して5〜10%の水でうすめ、さらによくかき混ぜます。
刷毛を使って細かい部分から塗っていきます。1回目の塗装ではムラを気にせず薄く塗りひろげていき、全体が塗れたら乾かします。乾燥の目安は触っても手に塗料が付かない程度です。
色を重ね塗りする(2回目以降の塗装)
1回目の塗装の薄い部分やムラになっている部分を中心にていねいに塗り重ねます。透けやムラが残る場合は2回以上塗り重ねます。
特に白っぽい色や黄色、赤系色は透けやすいので、塗り重ねの回数が多くなりやすいです。重ね塗りの間は、都度しっかり乾燥させるときれいに仕上がります。
養生をはがす
塗料が乾ききる前にマスキングテープをはがします。はがしづらい時は、カッターで切り目を入れます。
もし、塗り残しや塗料がはみ出た所があれば修正します。細かい所の修正には小筆があると便利です。塗りたくない部分に塗料がついてしまった場合は、水拭きですぐにふき取ります。
完成 かわいい水色の自転車になりました
塗った色:TAKARATORYOオリジナルカラー「ソーダアイス」、カゴやフェンダー(泥除け)は「クリームブレッド」
派手な色だった自転車を淡い水色にリメイク!どこか涼しげで可愛らしい自転車になりました。自分で塗り替えた自転車はより一層、愛着が湧きますよ。
また色を塗り替えたくなった時もお手軽♪
塗った色:TAKARATORYOオリジナルカラー「パターグリーン」
「自転車の汚れや傷が気になってきた」
「今の色、ちょっと飽きちゃったな…」
「また違う色に挑戦したい!」
そんな時でも大丈夫!DIYで1度塗り替えた自転車は、その後も気軽に色を塗り替えられます。しかも、次回の塗り替えからは、下塗り(非鉄バインダーα)は必要ありません。お好きな色の塗料を上から重ねるだけでOKです!
着せ替えのように、いつでも自転車のカラーチェンジを自由に楽しんでくださいね。
自転車を塗った方からの感想
大阪府 A様
娘の自転車を派手なピンク色からマットなベージュ系カラーで大人っぽくイメージチェンジ。2時間程度で完成しました。新品や中古の自転車への買い替えも検討しましたが、見た目だけ変えたかったので自分には塗り替える方法がピッタリでした。お安く済んで嬉しいです。
塗った色:TAKARATORYOオリジナルカラー「
ミルクティ―ベージュ」
大阪府 H様
お兄ちゃんからのおさがりストライダーを次は妹が使うので、女の子らしい可愛い色へ塗り替えました。長く喜んで使ってもらえる1台になって大満足です。
塗った色:TAKARATORYOオリジナルカラー「
オールドローズ」「
ミルクティ―ベージュ」
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