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猫に爪を研がれたり、ビリビリに破られてしまった壁紙。 そのままにしておくと、さらに破かれる面積が広がってしまうことがあります。 壁紙を全部剥がして張り替える方法よりも手軽にできるのは「塗料を使って修復する方法」です。 塗料を塗ってきれいにする方法は色々ありますが、今回はその中でも特にお手軽に修復する方法を紹介します。
1.
下準備をします。汚れても良い服装で作業します。 不要な布などで埃を落します。壁紙の汚れが目立つ場合は、中性洗剤を使用して拭き取ります。
2.
コンセントカバーの部分など、塗りたくない部分にマスキングテープを貼ります。この作業を「養生(ようじょう)」 といいます。 床面はテープとシートが一体になったマスカ―で養生すると便利です。
3.
大きくめくれてしまった壁紙のみ剥がし、その上から部分的にペインタブルテープを貼ります。 ペインタブルテープは、塗装下地用の幅広マスキングテープ。貼った上からペイントすることができます。塗りたくない部分まで広範囲にペインタブルテープを引き延ばして貼れば、養生の手間も省けます。
4.
ヘラなどを使ってペインタブルテープをしっかりと壁に密着させます。
5.
塗料をよくかき混ぜ、塗りやすいように別容器に移して1回目の塗装をします。 少し塗ってみて塗りにくい場合は塗料に対して5 〜10％の水でうすめ、さらによくかき混ぜます。 刷毛を使って細かい部分を先に塗っておきます。
6.
広い面はローラーで塗ります。 1回目の塗装ではムラを気にせずうすく塗り広げていき、全体が塗れたら乾かします。乾燥の目安は手で触っても塗料がつかなくなる程度です。 乾燥したら、二度塗り目をしていきます。 1回目の塗装の薄い部分やムラになっている部分を中心にていねいに塗り重ねます。透けやムラが残る場合は2回以上塗り重ねます。
7.
塗料が半乾きのうちにマスキングテープを剥がします。余分な箇所のペインタブルテープをカッターで切り取ります。ヘラをガイドにするとまっすぐ切ることができます。
完成
猫にボロボロにされた壁紙が目立たなくなりました。今回使用した色はTAKARATORYOオリジナルカラー【ホワイトクローバー】です。一般的な住宅の壁紙の色に近いカラーなので、壁の一面だけをリカバーするにはおすすめの色です。
拡大してみると壁紙を部分的に剥がした部分や、ペインタブルテープを貼っている境目が分かりますがリカバーする方法としては手軽で、めくれ上がっている箇所が無くなったのでそこから猫にいたずらをされることは防げます。 汚れた壁自体もリフレッシュすることができます。
引っかき傷だけでしたら、壁紙にペインタブルテープを貼らなくても塗料を塗るだけでキズが目立ちにくくきれいな壁に見えます。
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よこの長さ × たての長さ ＝ 平米（�屐� 表示画像での大きさの壁を塗る場合、 3m×2.4m=7.6�屬覆里� 8平米セットをお選びいただくのがベストです。
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