ボロボロになったウッドデッキは自分で塗りかえられます
ご自宅や自店舗のウッドデッキのことでお悩みですか?日差しや雨風にさらされて所々白くなっていたり、素足で歩くとザラザラして気持ち悪い...。見た目が悪いだけでなく、そのまま放置することで劣化を早めてしまいます。そんな古いウッドデッキでも、「水性ステイン」を使ったお手軽なDIYでまた美しく生まれ変わりますよ。
水性といっても、乾燥した後は高い撥水力や防虫効果で木をしっかりと保護できます。さらに、気になるニオイが少ないので住宅街での作業も安心です。
自分で塗りかえて、長く愛着を持てるウッドデッキにしませんか?
こんな方におすすめです
「ウッドデッキをキレイにして憧れのガーデン空間を作りたい」
「自分でウッドデッキを上手く塗れるか不安」
「今後も自分で手軽にメンテナンス出来るようにしたい」
水性ステインでウッドデッキを塗る方法
塗装の準備
塗装の準備をします。汚れても良い服装で作業します。紙やすり#150でやすりがけして木の表面を研磨します。その後、やすりがけで出た粉やウッドデッキについている汚れをキレイにふき取ります。
高圧洗浄機を使って掃除した場合は、1日以上しっかり乾燥させます。
塗らない部分を養生する
塗らないところをマスキングテープなどで保護します。この作業を「養生(ようじょう)」といいます。窓のサッシ等を覆います。
家具や壁、床等の広い範囲を覆う時は、ビニールとテープが一緒になった「布マスカー」を使うと便利です。マスカーはマスキングテープの上から貼ります。床に敷いた布マスカーはズレやすいので、ビニールの端にマスキングテープを貼り付けてしっかり留めます。
水性ステインを塗る
缶を開けるときは、ヘラやマイナスドライバー等を使い、缶を回しながら少しずつフタをこじ開けます。ポリ容器を開ける場合は、フタのフチの部分を全てめくり上げて開けます。
フタを開けたら中の塗料をよくかき混ぜ、塗りやすいように別容器に移します。
まずは、刷毛を使って木の側面等の細かい部分を塗ります。木部繊維に浸透させるため、擦り込むように塗っていきます。
続いて、広い平面部分を塗ります。木の木目に沿って塗っていきます。分厚く塗りすぎると、乾燥後もペタペタ感が残る恐れがあるため注意します。
養生をはがす
塗料が乾ききる前にマスキングテープをはがします。はがしづらい時は、カッターで切り目を入れます。
もし、塗り残しや塗料がはみ出た所があれば修正します。細かい所の修正には小筆があると便利です。塗りたくない部分に塗料がついてしまった場合は、水拭きですぐにふき取ります。
このまま一晩しっかり乾かしたら完成です。(家具等を置く場合は、塗装後1週間程度空けてからにします。)
完成 ボロボロだったウッドデッキがキレイになりました

塗った色:
ブラウンチェスト
長年放置されて塗装が剥がれ、傷みが激しいウッドデッキがキレイになりました。見た目がおしゃれになるだけでなく、木材を雨風や虫からしっかり保護してくれます。
また塗装が剥がれてきたり、色を変えたくなったときは、上から塗りかえるだけでOK。これからもウッドデッキの塗りかえを楽しみましょう。