1.
塩ビパイプを好きなサイズにカットしていきます。のこぎり(木工用と分けた方がいいです。一度木以外をカットすると、次に木をカットするときには刃が使えません。プラスチック切断用があればそちらを使ってください)
でカットしていきます。
2.
このように、角を曲げたいときには「エルボー」というパーツを使ってくださいね。
こちらのパーツもホームセンターの水道管コーナーに売っています。
3.
このような形を作りました!ワクワクしますね!
今はまだピカピカの塩ビパイプです。
4.
ペーパーをかけて、足付けをします。この時、ペーパーは軽く済ませると素地(この時は塩ビパイプのことを言います)面に傷がつかず、結局ペンキが剥がれてしまいやすくなるお客様もおられます。ペーパーは150番、120番で、研磨しましょう。
5.
このように、白く見えるのは、しっかりと塩ビパイプの表面に傷がついた証拠です。
この細かな傷に下地材非鉄バインダーαが密着して、ペンキが剥がれにくくなるのです。
6.
非鉄バインダーαを塗っていきます。
非鉄バインダーαは油性で、匂いもあります。必ず換気を行いながら、ペイントしてください。
そして、乾燥が早いのが特徴です。
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セメントテクスチャグレーを非鉄バインダーαを塗って乾いた塩ビパイプに塗っていきます。
全体にきれいにまんべんなく塗るという感覚ではなく、角、塩ビパイプの継ぎ目、そういう部分に多めに塗る。と立体的に仕上がり、引き締まって仕上がります。
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非継ぎ目に多めに塗っています。
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ここまで、スポンジでセメントテクスチャグレーを塗っていきました。
こちらも、トントンと、叩くように塗ると、ペンキに角が立ち、押さえておいてほしいいい感じに仕上がるポイントです。
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はい、これで、セメントテクスチャグレーを塗り終えました。
しっかりと乾燥させてください。
早く乾かしたいときには、扇風機やドライヤーの風を利用してください。
10分〜30分で乾きます。
乾いたら・・・・
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ブラックスケールメタリックを塗ります。
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こちらも、スポンジで、トントンと叩くように塗ってください。
水で薄めず、原液のままで構いません。
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塗りたては、艶があるように見えますが、乾燥すると、マットな質感に変わります。
それが、黒革鉄風、アイアン風に見える魅力的なペンキです。
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ブラックスケールメタリックを塗り終えました。
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エイジングペイントをする時に、いつもはスポンジを勧めていますが、今回はタオルでペイントしてみましょう。
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タオルに錆エイジングセットの ブラウンラスト(濃い目の茶色の方)を少量ずつ叩くように塗っていきましょう。
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セメントテクスチャグレーを塗った時もそうですが、塩ビパイプの継ぎ目には錆エイジングのブラウンラストも多めに塗りましょう。
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錆エイジングペイントのコツは、ペンキはごくごく少量のみ!ということです。
タオルに取るのは、かすれる程度がちょうどいいです。
べったりとたくさんつけると失敗の元です。
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見てください、セメントテクスチャグレイのザラザラした凹凸感が、錆エイジングをすることによって、いい感じに仕上がっていますよね!
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錆エイジングセットのイエローラストを用意してください。
ブラウンラストの時と違って、この塩ビパイプの継ぎ目にべったりと塗ったのがわかりますか?
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霧吹きをシュッと吹きかけます。
錆エイジングペイントのイエローラストがにじんだのがわかりますか??
この、「にじみ」を出したくて、霧吹きを一度シュッと吹きかけました。
にじむと、タオルやスポンジでは染み込んでいかない、ところまで、いい具合に馴染んでいってくれるのです。
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そして、タオルで余分な水分をたたいていきます。
濃淡を出していくのがポイントですね。
この作業を繰り返していきます。
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今回は私は控えめな錆びペイントにしてみました。
ここからは、あなたのお好みの錆エイジングペイントをしてみてくださいね^^
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完成