パイプをカット
必要な長さにパイプをカット。パイプをつなぐエルボーなども必要数準備します。
やすりがけ
サンドペーパーで全体を軽く足付けを行い、塗料がのりやすい状態に。
非鉄バインダーを塗る
基本的に木と鉄以外の素材は塗料がひっつきにくく、塗膜が簡単に剥がれてしまいます。非鉄バインダーを下地に塗ると、塗料が良くひっつき剥がれにくくなるので、塗った塗料がより長持ちします。
★ポイント!
非鉄バインダーのいいところ
・塗ると色がつくので、塗りムラや、塗り残しを防ぐことができます。
・薄めずそのまま塗ることができます。
※塗る前に刷毛でよくかき混ぜてから塗ってください。
ベース色で塗装 1. -刷毛-
今回はゴールド系塗料の【コッパー】を使用します。実際の銅板に色合わせをしているので、赤みを帯びた上品な輝きを表現できます!
刷毛で全体を万遍なく塗りつぶし!短いパイプやエルボーはスポンジでもOK。
ベース色で塗装 2. -スポンジ-
二回目は全面スポンジを使って。両端は薄く、中心部分は角を立てるようリズミカルにポンポンと軽く叩くイメージで塗っていく。
スポンジを使うことで表面に凹凸ができ、のっぺり感が無くなります。
エイジング塗装
【ブラックスケールメタリック】を使います。
1.霧吹きで3プッシュ程度の水を含ませたスポンジに塗料をとる。
2.そのまま塗るとべた塗になるので、一旦、ウエスで余分な塗料をしごく。
続・エイジング塗装
なるべく薄く、広く、不規則に濃淡が出るよう全体のバランスをみながら塗っていく。その上で両端だけ、濃いめに塗り広げておく。
変化の過程
コッパー塗装 → エイジング塗装(1回目)→ エイジング塗装(2回目)
エイジング塗装のポイント!
1.継手を意識して、両端は濃い目に!
・汚れがつきやすそうな場所をイメージしましょう。配管は基本的に継手などの凹凸に汚れがたまりやすくなっています。
・パイプが汚れていくことを思い浮かべながら、継手やパイプの両端を中心部よりも濃い目にエイジングしていきます。
2.継手の段差は刷毛で塗りこむ!
・エルボやチーズの段差部分はスポンジでは塗りにくい場所なので、細い刷毛で隙間をなぞるように塗ります。
・そのままにすると「刷毛で塗りました!」感が強くなるので、なぞった後は霧吹きで1プッシュ程度の水で濡らしたスポンジでぼかしていきます。
完成
パイプを組み立てて完成です!